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身体を動かす
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ある大学の研究チームの実験によると、成長期しっかり運動し基礎的な体力をつけていった子供たちは、脳の発達も順調に進み、前頭葉領域の役割である感情のコントロール、瞬時の判断力ともに的確でした。しかし、ほとんど運動をしない子供は喜怒哀楽のバランスが取れなかったり、判断に誤りがあるケースが多いということです。ゲームに熱中し、のびのびと身体を動かすことが少なくなっている若い世代に、犯罪や自殺が増加しているのも当然といって過言ではないと思います。そして勿論、若い世代に限りません。多くのストレスを抱えてしまう中・高年世代でも、どう生き抜いていくか、いかに楽しい人生を送るかは永遠のテーマです。
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縦横無尽に
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少しでも理想像に近づくためには、忍耐力、持久力、力を抜いてリラックスする術等々、身につけたい事柄はたくさんあるでしょう。思考力、判断力という縦軸、時間という横軸のバランスがそろって初めて人生の質を高めていくことができるのではないでしょうか。それぞれの軸を自分でしっかりと把握して生きていく、これがまさしく縦横無尽ということなのです。
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人生の質を高める手段として
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体力をつけ、心肺機能の低下を防ぎ、瞬時の判断力を身につけ、多少の苦しさは乗り越え、その先に清々しさがあることを知り、良い汗をかき、思いやりや礼儀を覚え、仲間と共に有意義な時間を過ごす、そしてコツコツと続けていく、そんな場を作りたい。
この思いを実現させるべく、これまでの経験を生かし「武道」を人生の質（ＱＯＬ）を高める一つの手段として捉え、活動しているのが健康武道「健進会」です。
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